エトヴォスの高保湿スキンケア「モイスチャーラインお試しセット」は乾燥肌・敏感肌の方におすすめ！

国産ミネラルファンデーションで人気のエトヴォスから、昨年8月に発売された、セラミドやPOs-Caなどが配合された高保湿なスキンケア「モイスチャーライン」のトライアルセットを使ってみました。

今の時期は、乾燥肌さんや敏感肌さんは、肌の調子がイマイチな方も多く、普段使えていたオーガニックコスメが使えなくなってしまい、敏感肌用スキン16ケアなどに切り替えている方もいると思います。

エトヴォスのモイスチャーラインは、敏感肌さんや乾燥肌さんでも使えるように、低刺激で保湿力が高いスキンケアラインになっています。

それぞれ、使い心地など詳しくご紹介したいと思いますので、乾燥肌さんや敏感肌さんはぜひ参考にしていただけるとうれしいです＾＾

モイスチャーラインは肌のバリア機能をアップ！インナードライ肌、超乾燥肌、敏感肌におすすめの保湿ケアライン

今までもエトヴォスには、高保湿スキンケアシリーズ「セラミディアル　モイスチャーライン」がありましたが、今回のリニューアルで「モイスチャーライン」と、名称が変わりました。

新しくなったモイスチャーラインは、「肌バリアを整え、保水力を高める」ことをいちばんの目的としたスキンケアラインです。

モイスチャーライントラベルセット

また、人の肌の保湿成分と同じアミノ酸の「天然保湿因子(NMF)」配合で、みずみずしいお肌をつくり、「植物性プラセンタエキス」とハリを与える「ヒドロキシプロリン」が配合されています。

今回のリニューアルで大きく変わったポイントは3つです。

ポイント1：セラミドの配合がアップ

リニューアル前のラインにも、セラミドは配合されていましたが、より効果が実感できるように、ヒト型セラミドの配合量をアップしました。

さらに、セラミド5を新たに配合しています。

人の肌にあるセラミドは、複数のセラミドで構成されていますが、その組成バランスにより近くなるように配合バランスを調整したんだそうです。

これによって、肌への親和性も高まったそうですよ＾＾

ポイント2：石油由来の合成界面活性剤やパラベンを不使用に！

以前、新商品PR発表会に参加させていただいたときの記事でもご紹介していますが、エトヴォスはもともと医学的見地に基づいた商品開発をしているブランドですので、スキンケア製などでは石油由来の合成界面活性剤やパラベンを配合していました。

参考記事etvos（エトヴォス）新商品PR発表会に参加してきました！

ですが、リニューアルにともなって、お客様からの要望が多かった石油由来の合成界面活性剤やパラベンの使用をやめ、すべてのスキンケア製品で植物性の合成界面活性剤を配合し、パラベンは不使用になりました。

もちろん、シリコン、キレート剤、鉱物油、香料、着色料は不使用です。

ポイント3：天然由来の高保湿成分「POs-Ca（ホスホリルオリゴ糖Ca）」をすべてのアイテムに配合

江崎グリコ株式会社が開発した、天然由来の高保湿成分「POs-Ca®」（ホスホリルオリゴ糖Ca）が、すべてのアイテムに配合されました。

「POs-Ca®」（ホスホリルオリゴ糖Ca）は、肌のバリア機能のひとつである「タイトジャンクション」の形成を促進し、肌自体がセラミドを生み出す力をサポートしてくれる成分。

敏感にかたむいてしまった肌や、乾燥肌のバリア機能を高めてくれたり、ターンオーバーを正常にしたりする働きがあるんだそうです＾＾

肌の細胞と細胞の間に、パッキンのようにはまっているのが「タイトジャンクション」です。
細胞と細胞の隙間をしっかり埋めることで、水分の蒸発を防ぎます。

セラミドってどんな成分なの？

セラミドは、肌にもともとある成分で、セラミド自体の保湿力はそれほど高いわけではありません。
セラミドを含む「細胞間皮質」が、肌にうるおいを保つことで、保湿につながります。

細胞同士の間を埋めているのが「細胞間皮質」なんですが、セラミドが水を抱え込んで「ラメラ構造」という層をつくっています。

水と油がミルフィーユのように重なっているのをラメラ構造といいます。

セラミドには、

天然セラミド・・・馬や植物から生成されたセラミド
ヒト型セラミド・・酵母や天然素材をもちいて、人間の肌にあるセラミドと同じ構造を100％の割合で合成されたセラミド
擬似セラミド・・化学合成されたもので、セラミドとよく似た分子構造を持っているが、セラミドとは全くの別モノ

の3種類があります。

エトヴォスに配合されているセラミドは「ヒト型セラミド」。
ヒト型セラミドは、天然セラミドと同じ効果があります。

セラミドが不足すると、どうなってしまうの？

以前、「乾燥肌と微弱炎症の関係を知って自らの力でセラミドやNMFを作り出せる肌へ変えていこう」の中の、「肌の潤いのもととなるセラミドやNMFはどこから作られるの？」でもお話しましたが、肌は、自分自身で潤いのもととなる自己保湿成分（セラミドなど）を作り出しています。

もともと体質的に乾燥肌の方や敏感肌の方、アトピー性皮膚炎の方は、自己保湿成分のセラミドが極端に少ないと言われています。
また、アトピー性皮膚炎の方の中には、遺伝的にセラミドがうまく作れない体質の方もいます。

よく乾燥肌にはセラミドが大切！と言われていますが、セラミドが減ってしまうと、肌のバリア機能が弱くなって、外からの刺激をうけやすくなってしまいます。
そのため、肌の水分が蒸発してしまい、肌が乾燥してしまって肌のかさつきや肌荒れなどの原因になってしまうそうです。

そして、セラミドが減ってしまう原因は、年齢にも関係があるそうで、40代では20歳の頃の半分にもなってしまうんだそう！

しかも、セラミドの減少を止めることはできないそうなんです・・・・。
（年齢には逆らえないということですね・・）

そのため、年齢を重ねるごとにセラミド対策をしっかりしないといけないんですって。

・・・・・

セラミドや「POs-Ca®」（ホスホリルオリゴ糖Ca）の他にも、ヒアルロン酸や、リピジュア®（ヒアルロン酸の2 倍の保湿力）、角質層に浸透してうるおいを守る浸透型ヒアルロン酸などが配合されています。
これらは、肌の表面と角質層内をダブルで保湿してくれるんだそうですよ＾＾

と、前置きが長くなってしまいましたが＾＾；、それぞれのアイテムの使い心地などをご紹介しますね＾＾

保湿成分をギュギュッと濃縮！透明枠ねり石けん「クリアソープバー」

クリアソープバーは、長期熟成により、保湿成分をギュッと濃縮した透明枠ねり石けんです。
リニューアル前のものと商品自体は同じですが、パッケージのみ変更になっています。

クリアソープバー

全成分はこちらです。

カリ含有石ケン素地、水、スクロース、グリセリン、ソルビトール、セラミド2、セラミド3、セラミド6Ⅱ、フィトスフィンゴシン、グリコシルトレハロース、ポリクオタニウム-51、加水分解水添デンプン、シロキクラゲ多糖体、トレハロース、スクワラン、デシルグルコシド、ベヘニルアルコール、ステアロイルラクチレートNa、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、エタノール、クエン酸Na

クリアソープバーの泡

保湿成分が濃縮されている石けんなので、汚れ落ちはイマイチなのかと思うんですが、意外にも肌の汚れをしっかりと落としてくれます。

泡立てネットを使用して泡立てると、モコモコとキメの細かい泡が簡単に作れます。
セラミドなどの保湿成分が配合されてはいますが、洗いあがりはサッパリとしています。

乾燥がひどいときなどに使用すると洗顔後に肌のつっぱりを感じてしまうときもあるので、乾燥がひどいときなどは「ライスパウダーフォーム」を使用したほうがいいかもしれません。

洗い心地はとてもマイルドですが、ミネラルメイクなどもきちんと落ちます。
乾燥肌さんや敏感肌さんは、夏の洗顔にも使いやすいと思いますよ＾＾

肌のうるおいと保水力に着目した保湿化粧水「モイスチャライジングローション」

水溶性セラミド「グルコシルセラミド」などの保湿成分を追加増量、天然保湿因子（NMF）の種類を追加して、保湿力をさらにアップしました。
さらに、植物性プラセンタエキス（アロエベラ葉エキス、クロレラエキス、クズ根エキスや、ヒドロキシプロリンなども配合されています。

また、「POs-Ca®※」（ホスホリルオリゴ糖Ca）を配合し、バリア機能の一つである「タイトジャンクション」の形成を促進させることで肌のうるおいを外に逃がさないようにしてくれる作用も。

モイスチャライジングローション

全成分はこちらです。

水、グリセリン、ラベンダー花水、プロパンジオール、ジグリセリン、BG、1,2-ヘキサンジオール、ホスホリルオリゴ糖Ca、グルコシルセラミド、ヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、ポリクオタニウム-51、ヒドロキシプロリン、PCA-Na、乳酸 Na、セリン、グリシン、グルタミン酸、アラニン、アルギニン、トレオニン、プロリン、タウリン、ロイシン、バリン、イソロイシン、チロシン、フェニルアラニン、アスパラギン酸Na、リシンHCl、ヒスチジンHCl、イノシン酸2Na、グアニル酸2Na、アラントイン、α-グルカン、ラベンダー花エキス、アロエベラ葉エキス、クズ根エキス、クロレラエキス、キサンタンガム、クエン酸、エチルヘキシルグリセリン、フェノキシエタノール

モイスチャライジングローションの質感1

少しとろっととろみのある化粧水です。
オーガニックコスメの化粧水ってサラッとしているものが多いので、少しとろみのある化粧水はなんとなく新鮮な気がします＾＾

香りは、天然ラベンダーの香りがほのかにして、リラックス効果もありますよ＾＾

少しとろみがついているため、肌に浸透しづらいイメージがあったのですが、肌になじませるとサーッとすぐに浸透する感じはありませんが、自然な感じで浸透します。
肌になじませてあげると、肌がもっちり、しっとりします。

乾燥がひどい部分には、重ねづけをしてあげると、より一層しっとりするんですが、重ねづけをしなくてもしっとりとした肌になります＾＾

肌の保水力をアップする保湿美容液「モイスチャライジングセラム」

セラミドを4種類から5種類（セラミド1，2，3，5，6Ⅱ）に追加増量し、配合バランスを調整して保湿力をアップさせた、高保湿な美容液です。
保湿効果と整肌効果のある6種類の花のエキスや植物性プラセンタエキス、スクワラン、ホホバオイル、シアバターなどのオーガニック植物オイルなど、植物由来の美容成分も配合されています。

モイスチャライジングセラム

全成分はこちらです。

水、グリセリン、ラベンダー花水、BG、1,2-ヘキサンジオール、セラミド1、セラミド2、セラミド3、セラミド5、セラミド6Ⅱ、フィトスフィンゴシン、コレステロール、フィトステロールズ、ヒアルロン酸Na、PCA-Na、セリン、グリシン、グルタミン酸、アラニン、アルギニン、トレオニン、プロリン、タウリン、ロイシン、バリン、イソロイシン、チロシン、フェニルアラニン、アスパラギン酸Na、リシンHCl、ヒスチジンHCl、イノシン酸2Na、グアニル酸2Na、アラントイン、スクワラン、ホホバ種子油、メドウフォーム油、シア脂、アロエベラ葉エキス、クズ根エキス、クロレラエキス、ローマカミツレ花エキス、トウキンセンカ花エキス、ヤグルマギク花エキス、カミツレ花エキス、セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス、フユボダイジュ花エキス、ベヘニルアルコール、水酸化K、キサンタンガム、カルボマー、水添レシチン、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、ラウロイルラクチレートNa、ステアロイルラクチレートNa、ラベンダー油、エチルヘキシルグリセリン、フェノキシエタノール

モイスチャライジングセラムの質感

モイスチャライジングセラムは、乳液タイプの美容液です。
少量で伸びもいいので、コスパもよさそうですよ♪

サラッとした使い心地で、肌になじませてもべたつかないのに、保湿力が高いように感じました。
これを使うと、肌がつるんとして、サラサラな感じながらも、もちっとした肌になります＾＾

香りは、ローションと同じ、天然ラベンダーの香りです。

5種類のヒト型セラミドなどが配合されたリッチな保湿クリーム「モイスチャライジングクリーム」

セラミドを3種類から5種類（セラミド1，2，3，5，6Ⅱ）に追加して、セラミドの配合バランスを調整し保湿力をアップさせた高保湿なクリームです。
また、天然保湿因子＜NMF）の種類を追加して保湿力アップさせ、ヒアルロン酸などの保湿成分を高配合し、4種類のビタミンも配合して、リッチな使用感になっています。

シアバターなどの植物オイルが追加されたことで、よりしっとりとコクのある質感のクリームになっています。

モイスチャライジングクリーム

全成分はこちらです。

水、シア脂、グリセリン、セテアリルアルコール、メドウフォーム油、ジ(クエン酸/ステアリン酸)ポリグリセリル-3、ラベンダー花水、ベヘニルアルコール、ホホバ種子油、ステアリン酸グリセリル、BG、セラミド1、セラミド2、セラミド3、セラミド5、セラミド6Ⅱ、フィトスフィンゴシン、コレステロール、フィトステロールズ、ヒアルロン酸Na、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、トコフェロール、パルミチン酸レチノール、パンテノール、PCA- Na、セリン、グリシン、グルタミン酸、アラニン、アルギニン、トレオニン、プロリン、タウリン、ロイシン、バリン、イソロイシン、チロシン、フェニルアラニン、アスパラギン酸Na、リシンHCl、ヒスチジンHCl、イノシン酸2Na、グアニル酸2Na、アラントイン、マカデミアナッツ脂肪酸コレステリル、マカデミア種子油、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、コーン油、アロエベラ葉エキス、クズ根エキス、クロレラエキス、ローマカミツレ花エキス、トウキンセンカ花エキス、ヤグルマギク花エキス、カミツレ花エキス、セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス、フユボダイジュ花エキス、ジグリセリン、キサンタンガム、カルボマー、水添レシチン、カプリル酸グリセリル、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、ラウロイルラクチレートNa、ステアロイルラクチレートNa、ラベンダー油、エチルヘキシルグリセリン、フェノキシエタノール

モイスチャライジングクリームの質感