ミネラルファンデーションが石鹸で落ちない！？洗顔後肌に残ってしまう理由と落とし方

「石けんで落ちるミネラルファンデ（または日焼け止め）を使っているのに、洗顔しても落ちない」と、メールでよく質問をいただきます。

特にミネラルファンデーションが落ちにくいという方は「肌が乾燥している、肌荒れしている方」に多いと思いますので、「石鹸だけではミネラルファンデが落ちない理由」と「石鹸できちんとミネラルファンデを落とす方法」を詳しくご紹介したいと思います！

こちらの記事は、エトヴォスの方に直接ご教示いただいた内容を元に記事を書いています。

よかったら参考にしてみてくださいね＾＾

あなたの使っているミネラルファンデーションは石鹸で落とせるタイプのものですか？

ミネラルファンデーションは近年人気のあるファンデーションですが、「ミネラルファンデーション」と一口に言ってもさまざまな種類があります。

ミネラルだけで作られているもの、一般的なファンデーションにミネラル成分を配合しているものなど、実にさまざま。

そして、あなたが使っている「ミネラルファンデーション」には、

という表記がされているものでしょうか？

いくらミネラルファンデーションを使っていても、「石鹸で落とせる（またはクレンジング不要）」「ノンシリコン」と書かれていないミネラルファンデーションの場合、石鹸だけで落とすことはできません。

石鹸だけで落とせるミネラルファンデーションには、必ず「石鹸で落とせる」と書かれています！

購入する際は必ず、パッケージや公式サイトなどでチェックしましょう！

石鹸で落とせるはずのミネラルファンデーションが落ちない原因は？

石鹸で落とせると書かれているミネラルファンデーションや、オーガニック系の日焼け止めなのに石鹸で洗顔しても肌にミネラルファンデなどが残ってしまう原因は

の5つが考えられます。

原因①肌の乾燥と肌荒れによって肌の表面（角質）がめくれている

ミネラルファンデーションが石鹸だけで落ちない原因でいちばん多いのが、肌が荒れていたり乾燥しているため肌表面（角質）がめくれて、ミネラルファンデーションが落ちないもの。

健康な肌は、肌に潤いがあって肌のキメも整っています。

しかし肌が乾燥していたり肌が荒れていると、肌の表面（角質）がめくれ上がっている状態になっています。

そこにミネラルファンデーションが入り込んでしまうため、石鹸で洗顔をしてもミネラルファンデーションが落ちない状態になってしまうんです。

肌が乾燥している場合や肌荒れを起こしている場合は、ミネラルファンデーションを使用する前に十分に保湿をすることが大切です。

原因②皮脂とミネラルファンデーションが混ざってしまう

オイリー肌さんや混合肌さんに多いのが、ミネラルファンデーションが皮脂と混ざってしまって落ちにくくなるもの。

特に夏は皮脂分泌が増えますので、さらにミネラルファンデーションと皮脂が混ざってしまって落ちにくくなります。

皮脂とミネラルファンデーションが混ざると、毛穴の奥まで入り込んでしまうので石鹸で洗顔をしても落ちない状態になってしまいます。

皮脂分泌が多い方や夏になると皮脂が出やすい方は、ミネラルファンデーションを選ぶ際はパウダータイプのものがおすすめです。

原因③リキッドタイプやクリームタイプを使っている

オイル成分などが配合されているリキッドタイプのミネラルファンデーションや、クリームタイプのミネラルファンデーションは、パウダータイプのミネラルファンデーションと比べると、皮脂と混ざるとさらに石鹸だけでは落ちにくくなります。

ミネラルファンデーションの中で、いちばん落ちやすいのは「パウダーファンデーション」です。

リキッドタイプやクリームタイプを使っている方で石鹸だけで落ちない・・という方は、パウダータイプのミネラルファンデーションを使うと落ちやすくなると思います＾＾

原因④日焼け止めの上にミネラルファンデーションを塗っている

夏に限らず、石鹸で落とせる日焼け止めとミネラルファンデーションをどちらも使っている方も多いと思います。

石鹸で落とせる日焼け止めを使っていてもその上にミネラルファンデーションを重ねますので、いつもよりもていねいに落とさなくてはいけません。

この場合は、ミネラルファンデーションのみの場合よりもていねいに石鹸で落とすようにしてみてくださいね＾＾

またミネラルファンデーションを使っていても、日焼け止めや化粧下地に石鹸で落とせないものを使っている場合は、石鹸だけでは落ちません。

この場合はクレンジングが必須になりますので、あなたが使用している日焼け止めや化粧下地が石鹸で落ちるタイプのものかどうかもチェックしておきましょうね。

石鹸で落とせるタイプの日焼け止めや化粧下地でも、ウォータープルーフのものや、汗水に強いウォーターレジスタンス処方の日焼け止め、化粧下地にミネラルファンデを重ねると石鹸だけでは落ちづらいので、クレンジングを使ったほうがいいと思います。

原因⑤ミネラルファンデーションを落とすのに向いていない石鹸を使っている

石鹸で落とせると書かれているので洗顔料ならどれでも落ちると思いがちですが、実はミネラルファンデーションを落としにくい洗顔料があります！

肌にやさしい洗浄成分を配合した洗顔料などがありますが（アミノ酸系など）、実はこれはミネラルファンデーションは落ちづらいんです。

ミネラルファンデーションは「石鹸」で落ちるように開発されています。

洗顔料を選ぶ際は、「石鹸素地」「カリ石鹸素地」と書かれているものを選ぶようにしましょう！

また、それぞれのミネラルファンデーションのブランドでも専用の石鹸を発売しています。

ミネラルファンデが落ちにくい場合は、専用の石鹸を使うのもおすすめです＾＾

ミネラルファンデーションをきちんと落とす洗顔方法を教えます！

それでは、ミネラルファンデーションをきちんと石鹸で落とす洗顔方法をご紹介します！

①人肌（約36度）のお湯で予洗いする

ミネラルファンデーションを石鹸で落とす前に必ず必要なのが「予洗い」です！

まず、石鹸を泡立てる前に36度くらいのぬるめのお湯でよく予洗いをします。

予洗いをなぜするのか？というと、メイクに含まれている油分を浮かし、ある程度の汚れを落としてくれるから。

特に、皮脂分泌が多い時やリキッドタイプやクリームタイプのミネラルファンデーションを使用した場合は、予洗いもていねいにやりましょうね♪

②石鹸はしっかりと泡立てて、ていねいに洗う

予洗いをしたら、石鹸を泡立てて洗っていきます。

このときに大切なのは「石鹸をしっかりと泡立てる」こと。

たっぷりと泡立てて、ていねいに洗うことでミネラルファンデーションもよく落ちてくれます。

皮脂とミネラルファンデーションが混ざり合うTゾーンなど気になる部分がある場合は、気になる部分のみ二度洗いしてあげるといいですよ＾＾

石鹸で落ちるおすすめミネラルファンデーションブランド

実際に私が使用して、石鹸だけで落ちているミネラルファンデーションブランドをご紹介します！

ETVOS(エトヴォス)

エトヴォスは、ミネラルファンデーションを日本ではじめて販売した老舗ブランド。

パウダータイプのミネラルファンデをはじめ、リキッドタイプやクリームタイプなど、用途や肌質によって選べる豊富なアイテムが魅力です♪

配合している成分にも、かなりこだわっているブランドでもあります。

公式サイトオラクル　トライアルセット

24h cosme

「24h落とさなくてもOK！」なほど、お肌に優しいコスメを、お手頃価格で販売している国産ナチュラルコスメブランドです。

天然由来、石油由来に関わらず、お肌の負担になる成分を極力排除し、お肌への優しさをとことん追求しています。

公式サイトオラクル　トライアルセット

レイチェルワイン

レイチェルワインは、アメリカのレイチェルワインさんが開発した国産ミネラルファンデーション。

成分がとにかくシンプルで、原料のミネラルもかなり厳選しています。

公式サイトオラクル　トライアルセット

MiMC

MiMCは、メイクアップアーティストのMICHIRUさんがすべてを監修した国産ミネラルファンデーション。

プロならではのこだわりが詰まっており、使用しているミネラルはミネラルの中でも純度の高い高品質なものを使用しています。

人気があるのはクリームタイプのミネラルファンデですが、ほかにもパウダータイプのものもあります。

クリームタイプのファンデーションなので、この中ではいちばん落としづらい可能性もありますが、洗顔方法を参考にしてきちんと洗顔すれば落とせますよ＾＾

公式サイト【MiMC】ミネラルクリーミーファンデーションケースA

公式サイト【MiMC】ミネラルクリーミーファンデーションA レフィル

ミネラルファンデーションが石鹸で落ちない！？洗顔後肌に残ってしまう理由と落とし方まとめ

せっかくミネラルファンデを使っているのに、洗顔だけで落ちないからとW洗顔してしまっては本末転倒ですよね・・・。

ちょっとした手間だけでミネラルファンデの落ちが全然違ってきますので、ミネラルファンデが落ちないという方は、ぜひこの記事を参考にして洗顔してみてくださいね！＾＾