敏感肌の方は、日焼け止めが肌にあわない経験をされている方が多いと思います。

そのために、なるべく日焼け止めは使わないようにしている、という方もいるのではないでしょうか。

そういう私も若いときから考えると、かなりの数の日焼け止めを使ってきました。

でも、残念なことに肌に合わない日焼け止めが多かったんです。

一時期は、そんなこともあり日焼け止めは極力使わない時期もありました。

海やプールなどでは日焼け止めは必要最低限にし、かわりにラッシュガードを着たり、日常生活でも日焼け止めは塗らずに、帽子や日傘のみで過ごしたり・・。

ですが、実は敏感肌さんには「紫外線対策はかなり重要」なんです!!

今回は、なぜ敏感肌さんは紫外線対策が重要なのか、そして敏感肌さんはどうやって紫外線対策をすればいいのかを詳しくお話したいと思います。

最後に、敏感肌さんでも安心して使うことができる日焼け止めをご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね^^

敏感肌だからこそ、紫外線対策は必須!

敏感肌こそ紫外線対策は重要!敏感肌のための紫外線対策と日焼け止めを選ぶ5つのポイント

敏感肌さんの肌は、他の肌質の方よりも紫外線のダメージを受けやすい肌です。

それはなぜかというと。

もともと敏感肌の人は、角質層にある肌バリアの機能が低下しています

肌バリアがきちんと機能していないため、紫外線によるダメージを受けやすくなってしまっているのです。

敏感肌や乾燥肌の方がなにかしらの肌トラブルがある状態のときに、紫外線を浴びてしまうとシミやくすみができやすく進行が早くなってしまうんです。

シミやくすみだけではなく、紫外線を浴びて肌がダメージを受けることで起こってしまう肌の老化にも関わってくることですので、敏感肌さんこそしっかりと紫外線対策をしなくてはならないんですね。

敏感肌の紫外線対策は夏だけでなく1年中が基本

紫外線対策は、ついつい夏だけすればいいと思いがちですが、実は1年中必要なものです。

特に敏感肌さんの場合は、夏だけではなく紫外線量が少ないと思ってしまう秋冬にも、しっかりと紫外線対策をする必要があります

敏感肌の紫外線対策は夏だけでなく1年中が基本

なぜ、秋冬でも紫外線対策が必要なのでしょうか。

それは「UVA波」にあります。

紫外線には「UV-A波、UV-B波、UV-C波」の3種類あります

紫外線には3つの種類があります

紫外線には、紫外線A波、B波、C波と3種類あります。
そのうち、気をつけなければいけない紫外線は、紫外線A波とB波

  • A波(UV-A)・・・生活紫外線
  • B波(UV-B)・・・レジャー紫外線

と言われています。

紫外線A波(UV-A)について

全紫外線の90%を占めるのが紫外線A波(UV-A)。

雲やガラス、衣類も透過する性質をもち、くもりの日でも室内でも常に私たちの身近に存在する紫外線です。

皮膚も透過して真皮まで到達するため、シミやシワの原因になります。

紫外線B波(UV-B)について

全紫外線の10%以下ですが、エネルギーが強いため火ぶくれになる日焼けや皮膚がんの主な原因と言われている紫外線です。

紫外線B波(UV-B)は、A波とは違い、雲などでさえぎられます。

B波は真皮の深いところまでは到達しません。

ですが、シミやシワなどの肌老化の原因になります。

紫外線C波(UV-C)について

地上にはほぼ到達しない紫外線。

ですので、気にすることはない紫外線ですね^^

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日常生活で気をつけたいのは「UV-A波」

紫外線には、A波(UV-A)、B波(UV-B)、C波(UV-C)の3つがあるとお話しましたが、日常生活で特に気をつけたいのが「UV-A波」。

UV-A波は、1年中天気に左右されることなく、地上に届くUVA波の紫外線量は変化があまりないという紫外線。

3つの紫外線の中でも、比較的弱い紫外線ではあるんですが、弱い紫外線だからこそ日常生活の中で知らず知らずのうちにUV-A波を浴びてしまうだけではなく、肌の奥深くまでUV-A波は届いてしまうので、真皮のコラーゲンやエラスチンにダメージを与えます。

しかも、肌がUV-A波でダメージを受けても、なかなか気付きづらいという特徴があるんです・・・。

毎日少しずつ浴びる紫外線UV-A波 これを甘く見てはいけない

生まれてからずっと、私たちは紫外線を浴びてきています。

その紫外線を浴びた量はリセットされることはなく、毎日毎日蓄積されていきます。

コップに水を溜めるイメージを浮かべてもらうとわかりやすいと思いますが、私たちの肌の奥には紫外線をためるコップがあり、そこに毎日のわずかな紫外線でもすべて1滴、2滴・・・というようにコップにたまっていきます。

そして毎日の積み重ねにより、コップに紫外線が満杯にたまったときあふれだし、それがシミなります。

敏感肌の方は特に、日焼け止めを使うと肌が荒れたりなどの肌トラブルがあるため、日常生活でよくある「ちょっとの外出」だったり、「ゴミ捨て」や「洗濯物干し」などは、日焼け止めを使わない人も多いはずです。

ですが、これらが紫外線をコップにためていってしまう原因なんです。

そして、敏感肌の人は健康な肌の人よりも紫外線によるダメージを受けやすくなっているため、コップの容量も健康な肌の人よりも小さく、すぐに満杯になってあふれてしまうんです。

紫外線を浴びれば浴びるほど、健康な肌の人よりも敏感肌の人は肌へのダメージが大きく、また、ダメージの進行が早くなります。

シミやシワだけではなく、肌質に変化が起きてしまったり皮膚が薄くなりくすみも出てきてしまったり、さらに紫外線は表皮細胞のDNAを傷つけますので、それが皮膚がんへとつながることもあります。

敏感肌の方は、だからこそ普段から紫外線対策を健康な肌の人よりもしっかりとしないといけないんですね^^

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敏感肌が日焼け止めを選ぶ5つのポイント

敏感肌の方は、どんな日焼け止めを選べばいいのか?、これって結構悩みますよね。

ということで、私なりに5つのポイントにまとめてみました。

  • 紫外線吸収剤を使用せずに紫外線散乱剤を使用している「ノンケミカル」なものを選ぼう
  • 日常使いには、PF値がSPF10〜30くらいのものを選ぼう
  • ナノ化していないものを選ぼう
  • なるべく刺激になる石油由来の成分を使用してないものを選ぼう
  • 石けんで落とせるか、使い心地が軽いか、油分が配合されているか、粉(パウダー)の量が多くないかもチェックしよう

それぞれのポイントについて詳しくお話していきますね^^

紫外線吸収剤を使用せずに紫外線散乱剤を使用している「ノンケミカル」なものを選ぼう

敏感肌の方に多いのが、紫外線吸収剤でアレルギー反応を起こしてしまうこと。

カブレに弱い敏感肌さんや、アレルギー体質の敏感肌さん、そしてお子さんに使う場合は、紫外線吸収剤を使用していない「紫外線吸収剤フリー」や「ノンケミカル」と書かれたものを使うようにしましょう。

紫外線吸収剤について

紫外線吸収剤は、紫外線そのものを吸収して肌に紫外線が届くのを防ぐ成分のこと。

紫外線をうけると化学反応を起こして、熱や赤外線といった熱エネルギーに変化させて放出させます。

また、紫外線吸収剤を使用することで、白浮きして見えずに自然な仕上がりになるため、この成分を使用している日焼け止めが多いです。

その代わり、肌への負担が大きいために刺激を感じてしまう人も・・。

化学反応を起こすために、肌へ負担がかかってしまうことが問題視され始めたこともあり、配合量にも規制ができました。

ケミカルコスメでよく使用されている紫外線吸収剤の成分の一部をご紹介します。

購入する際などに、チェックしてみてください。

  • オキシベンゾン
  • ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジン
  • サリチル酸フェニル
  • メトキシケイヒ酸オクチル
  • t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
  • シノキサート
  • ドロメトリゾール
  • パラアミノ安息香酸エステル
  • 2-(2-ヒドロキシ-5-メチルフェニル)ベンゾトリアゾール

紫外線散乱剤について

紫外線吸収剤がケミカル成分に対して紫外線散乱剤は、酸化チタンや酸化亜鉛などの粒子状の天然鉱石(ミネラル)でで乱反射させて紫外線を防ぐ成分のこと。
(また、最近では植物がもつ抗酸化物質のみでUVカットするものも発売されています)

紫外線散乱剤に使用している酸化チタンや酸化亜鉛は、ナノ粒子にすることで少量でも紫外線をブロックしたり、白浮きをなくすことができるのですが、これも問題視され始めました。

また、ナノ化するこことで、紫外線があたると活性酸素が発生し周囲を酸化してしまう成分でもあります。

そこで、ナノ化した酸化チタンや酸化亜鉛を使用しているメーカーでは、酸化チタンや酸化亜鉛の表面を合成ポリマーやシリコンでコーティングしています。

ただし、これはケミカルコスメの場合。

オーガニックコスメに使用されている紫外線散乱剤(酸化チタンや酸化亜鉛など)は、ナノ粒子化はせず、コーティングもシリカやステアリン酸など皮膜性が強くないものでコーティングされています。

日常使いには、SPF10〜30くらいのものを選ぼう

日常生活で普段使いする日焼け止めは、SPF値が高いものではなく「SPF10~30くらいまで」のものがおすすめです。

SPF値が高ければ高いほど効果があるように感じますが、SPF値が高くなればなるほど肌への負担が増えます

肌が弱い敏感肌さんの場合は、海や山などのレジャーや、真夏の外出時以外は、SPF値がなるべく低いものを選びましょう。

また、UVA波をカットする数値は「PA値」です。
(SPF値にPA+++などと書かれているのが、UVA波カットの数値になります)

この数値には

  • PA+ : 効果がある
  • PA++ : かなり効果がある
  • PA+++ : 非常に効果がある
  • PA++++ : 極めて高い効果がある

と、4段階に分かれていますが、普段使いであれば「PA++」くらいで十分だと思います。

なるべく、肌に負担が少ないSPF値の日焼け止めを選ぶようにしましょう。

紫外線B波(UV-B)をカットするのがSPF

SPFは、Sun Protection Factorの略で、UV-Bを防ぐ効果を表す数値になります。

紫外線B波(UV-B)は、エネルギーが強いため、赤くなってヒリヒリする日焼け(これをサンバーンと言います)を起こしてしまいます。

SPFは、何も塗っていない状態に比べて、サンバーンを起こす状態になるまでの時間を何倍にのばせるかの目安になります。

SPF1=20分となりますので、SPF30の場合は、

30(SPF数値)✕20(分)=600分

という計算になります。

SPF30の日焼け止めだと「600分も紫外線をはじいてくれるんだ!」と思ってしまう方もいるかと思いますが、実はそうではないのです。

SPF30の日焼け止めを塗っていれば、その間だけは皮膚が赤くなってヒリヒリする日焼けにはならない、ということなんです。

完全にUV-Bをシャットアウトする時間を表しているという意味ではなく、あくまでも肌が赤くなってしまうのを防ぐ目安ということです。

SPF30の日焼け止めを塗っていても、

少しずつ紫外線を浴びてしまっている=少しずつ日焼けをしている

ということになります。

紫外線A波(UV-A)をカットするのがPA

PAは、Protection Grade of UV-Aの略で、UVAPF(UVA Protection Factor of Productの略)の数値を目安にしたものです。

PAは数字ではなく、「+(プラス)」の数でUV-Aを防ぐ効果を表す数値になっています。

紫外線A波(UV-A)は、真皮にまで到達して肌にダメージを与えて老化を促進してしまいます。

何も塗っていない部分の肌と比較して、即時型黒化を起こすまでの時間を何倍にのばせるかを指標したものです。

即時型黒化とは
UV-Aを照射して2~4時間後に皮膚が黒く変化する現象のこと

以前はこの指標となる+(プラス)が最大で「+++」まででしたが、現在は最大で「++++」になりました。

  • PA+ : 効果がある
  • PA++ : かなり効果がある
  • PA+++ : 非常に効果がある
  • PA++++ : 極めて高い効果がある

のようになっています。

ナノ化していないものを選ぼう

紫外線散乱剤を使用している「ノンケミカル処方」や「紫外線吸収剤フリー」の日焼け止めを使えば安心かというと、実はそうでもありません。

紫外線散乱剤は、酸化チタンや酸化亜鉛などの粒子状の天然鉱石(ミネラル)で乱反射させて紫外線を防いでいるのですが、成分の性質上どうしても白浮きしがちです。

最近では成分をナノ粒子化することで、少量で紫外線をブロックしたり白浮きをなくす商品が増えてきています。

ですが、ナノ化された成分を使用することが問題視され始めてきています。

ナノ化された成分は、粒子が小さいために皮膚に吸収されやすくなります。

また、ナノ化するこことで紫外線があたると活性酸素が発生し、肌を酸化させてしまう力が強くなってしまうんです。

ですので、敏感肌さんは紫外線散乱剤とはいえ、ナノ化された成分が配合されている日焼け止めは避けたほうがいいと思います。

ちなみに、オーガニックコスメの日焼け止めに使用されている紫外線散乱剤は、ナノ化しているものは使用していないものがほとんどです。

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なるべく刺激になる石油由来の成分を使用してないものを選ぼう

敏感肌の方は、肌への刺激になったり、アレルギー反応を起こしてしまう原因になる石油由来の成分をなるべく配合していないものを選ぶようにしましょう。

また、「3:ナノ化していないものを選ぼう」でもお話しましたが、紫外線散乱剤で使用されている酸化亜鉛や酸化チタンをコーティングしている成分も注意が必要です。

酸化亜鉛や酸化チタンをコーティングしている成分でよくあるのは、合成ポリマーやシリコンです。
(ただし合成ポリマーやシリコンでコーティングしているものは、ほとんどがケミカルコスメのものです)

オーガニックコスメの日焼け止めでは、酸化亜鉛や酸化チタンのコーティングで合成ポリマーやシリコンは使用されていません

石けんで落とせるか、使い心地が軽いか、油分が配合されているか、粉(パウダー)の量が多くないかもチェックしよう

敏感肌の方は、なるべく肌の負担を減らすためにW洗顔をしないですむようにしたいものですよね^^

ですので、クレンジング不要で石けんのみでも簡単に落とせる日焼け止めを選ぶといいと思います。

また、毎日使うものだから使い心地も大事ですよね!

一般的な日焼け止めによくある日焼け止め独特のいやな使い心地だと、毎日使うのが嫌になってしまうことも・・・。

なるべく、皮膜感がなく、軽いつけ心地の日焼け止めを選びましょう。

そして、日焼け止めに配合されている油分と粉の量もできればチェックしましょう。

敏感肌さんは、乾燥がひどい方や肌荒れを起こしている方も多いと思います。

日焼け止めに配合されている粉の量が多ければ多いほど、肌の状態がよくないときは肌が余計に乾燥してしまったり粉ふきをしてしまうことがあります。

日焼け止めの中に適度に油分が配合されているもの、そして粉の量がなるべく少ないものを選ぶといいと思います。

それともうひとつ。

現在販売されている日焼け止めは、スプレー式、ローションタイプ、ジェルタイプ、クリームタイプ、乳液タイプなど、色々ありますよね。

もともと日焼け止めというアイテムは、肌にどうしても負担になってしまうもの。

特に肌の乾燥が気になる方や肌が敏感な方は、いかに肌にやさしい、そして乾燥しない日焼け止めを見つけられるかがポイントになってくるのですが、その中でもクリームタイプと乳液タイプが肌にはやさしいと言われています。

日焼け止めを選ぶ際は、クリームタイプまたは乳液タイプを選ぶようにしましょう。

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敏感肌のための紫外線対策1:日焼け止めを正しく使おう

敏感肌のための紫外線対策1:日焼け止めを正しく使おう

紫外線対策ですが、日常生活において紫外線対策をしっかりとすることです。

UVA波は波長が長いため、窓ガラスを約80%通過すると言われています。

車の中や電車の中、家の中にも簡単に入ってくるので気をつける必要があります。

あまり過敏になる必要はないですが(そもそも、100%UVA波をシャットアウトすることはできませんものね・・・)、浴びなくていい紫外線は浴びないようにすることが大事です。

夏と違って冬は、もともと長袖を着ているので夏よりも比較的UVA波は避けられると思いますが、1年中露出している顔などは、日焼け止めなどを使用してしっかりとUVA波をブロックしましょう。

そして、紫外線対策にかかせないのが「日焼け止め」です。

日焼け止めは、ただ単に肌に塗ればいいわけではなく、正しく使うことで効果を得ることができます。

そこで、日焼け止めを正しく使うためのポイントを、3つのポイントにまとめてみました。

  • 塗りっぱなしにしない
  • 塗りムラをつくらない
  • こまめに塗り直しをする

それぞれのポイントについて詳しくお話していきますね^^

塗りっぱなしにしない

健康な肌の人でも、日焼け止めを1日じゅう塗ったままにしておくと、肌への負担が増えてしまいます。

ましてや敏感肌さんの肌だと、かなりの負担になってしまいますよね。

ですので、肌への負担が少ない日焼け止めでも、塗りっぱなしはやめましょう

塗りムラをつくらない

日焼け止めを肌に塗る際に、塗りムラがあると肌がムラに日焼けをしてしまうことにもなりかねません。

特に、クリームタイプや乳液タイプは塗りムラができやすいため、塗りムラができないように均等にのばすようにしましょう。

こまめに塗り直しをする

日焼け止めは、1度塗ればOKではありません。

肌は絶えず皮脂や汗が分泌されていますので、時間がたつと日焼け止めやメイクが崩れてくることになります。

日焼けどめが崩れてくることで、ムラに日焼けをしてしまうこともありますので、こまめに塗り直しをするようにしましょう。

また、頬、鼻など他の部位よりも高い場所は、どうしても日焼けしやすいので定期的な塗り直しと、気になるようでしたら重ね塗りをするといいと思います。

日焼け止めの量に気をつけないと日焼け止めを塗っている意味がなくなってしまうことも

日焼け止めに表示されているSPFの数値ですが、1平方センチメートルの皮膚に対し、2mgの日焼け止めを塗布したときの数値になります。

これってどのくらいの量なのかというと、顔全体で500円玉大(直径5センチくらいの量)になるそうなんです。

かなりの量を使わないと、表示どおりの効果は期待できないということですよね。

実際に女性が普段日焼け止めを使用している量は、平均すると4分の1くらいしか塗っていないんだそうです。

単純に4分の1しか塗っていない場合は、SPFの効果も4分の1になると思いますよね。

ですがそうではなく、効果は16分の1まで下がってしまうんだそうです!

例えば、SPF30の日焼け止めを規定量の4分の1しか塗っていない場合、実際には「SPF1」まで下がってしまうんです。

これでは、日焼け止めを塗っている意味がありませんよね(汗)

ちょっとこれは多いな・・・と思う量でも、日焼けをしたくない場所や日焼けしやすい場所には、たっぷりと日焼け止めを塗っておきましょうね^^

敏感肌でも安心して使えるノンケミカルでオーガニックなおすすめ日焼け止め

実際に、敏感肌の私が普段使っているノンケミカルでオーガニックな日焼け止めの中でも使いやすいものをご紹介します。

HANAオーガニック ウェアルーUV(SPF:30 PA:++)

HANAオーガニックの日焼け止め乳液「ウェアルーUV」イエローベージュとピンクベージュ

HANAオーガニックのウェアルーUVは、「ダメージケア美容液、化粧下地、ファンデーション」の機能も持ち合わせた、多機能な日焼け止め乳液(SPF30 / PA++)です。

日焼け止めとしても、またオーガニックBBクリームとしても使いやすく、使用感も配合している成分もとことんこだわって作られています。

もちろん、ノンケミカル処方でナノ化していませんので、安心して使うことができます。

天然100%植物成分のオーガニック比率は「98.5%」。

クレンジング不要で石けんで落とせます

普段の使用量は、1プッシュで十分です。

1本で2ヶ月持ちますし、下地としてももちろんこのままファンデーションの代わりとしても使えるため、敏感肌さんはこれ1本持っているとかなり便利です。

【使った感想】HANAオーガニック ウェアルーUV紫外線も花粉もブルーライトも防ぐやさしい日焼け止め

初めての方限定で、ウェアルーUVもセットになったトライアルセットがあります

HANAオーガニック トライアルセット

敏感肌の方は、お肌に合う・合わないが健康な肌の人よりもありますので、いきなり現品を購入するよりもお試しできる「トライアルセット」から使ってみるのをおすすめします。

【使った感想】HANAオーガニックトライアルセットが美白と保湿2つから選べる!お試しセットの中身と使い心地をまるごとしっかりご紹介!

ウェリナ アマールカ ベビーサンスクリーン(SPF:15)

ウェリナ アマールカ ベビーサンスクリーン(日焼け止めSPF15)

大切な赤ちゃんや子供の為に家族みんなで使えるよう、信頼ある産地の無農薬植物原料を厳選した日焼け止めです。

肌の弱い敏感肌さんでも安心して使える日焼け止めになっています。

もちろんノンケミカル処方でナノ化していません。。

天然100%で、クレンジング不要で石けんで落とせます

こちらの日焼け止めは色はついていませんので、メイクはしないけど日焼け止めは使いたいときでも使いやすいです。

赤ちゃんも使える日焼け止めですので、赤ちゃんとママさんどちらもこれ1本でOKなのも使い勝手がいいですよね^^

【使った感想】敏感肌も安心して使える低刺激な日焼け止めクリーム「ウェリナ アマールカ ベビーサンスクリーン」

琉白(るはく)シークワーサーブライトニングUVヴェール(SPF:50) PA:++++

琉白(るはく)シークワーサーブライトニングUVヴェール(SPF:50)

国産オーガニックコスメ琉白(るはく)には今まで日焼け止めはなかったのですが、今春新発売しました。

完成までに約3年、試作は200回以上かかり、やっと販売されたオーガニックUV化粧下地です。

SPF値もPA値も最大(SPF50・PA++++)なので、肌へに負担になるのでは?と思うかと思いますが、ケミカルな日焼け止めとは違って成分にもこだわって作られているので、安心して使うことができます。

高いSPF値(SPF50・PA++++)なのに、軽い使い心地で崩れにくい処方になっています。

ナチュラルコスメプロデューサーの小松和子さんが監修しているそうで、どんな肌色の方が使っても若々しくトーンアップできる色味になっているそうです。

【使った感想】オーガニック日焼け止めなのに汗や水に強くて敏感肌でも使える!琉白(るはく)シークワーサーブライトニングUVヴェール

敏感肌のための紫外線対策2:紫外線対策に効果的な食品を積極的に食べよう

敏感肌のための紫外線対策2:紫外線対策に効果的な食品を積極的に食べよう

日焼け止めなどを使うことによって紫外線対策はある程度できますが、さらに紫外線対策に効果的な食品を食べることで相乗効果を得ることができます。

ニンジン、トマト、かぼちゃ、小松菜、ほうれん草といった緑黄色野菜に含まれるベータカロチンが紫外線対策にはいいと言われる食品です。

ベータカロチンは、色素の一種ですが、体内に入ると必要に応じてビタミンAに変化します。

抗酸化作用のあるビタミンとして、ビタミンC、ビタミンE、ベータカロチンが知られていますが、その中でもベータカロチンは、活性酸素の活動を抑える働きが強いと言われています。

そこで、普段から積極的にベータカロチンなどを摂取したり、海や山などのレジャーに出かける数日前から、積極的にベータカロチンを摂取することで、体内からも紫外線対策ができるんです^^

ちなみに、ベータカロチンは熱を加えても変性しないため、食べる際はなるべくカサを減らして食べやすくするといいと思います。

また、ベータカロチンは、がん予防にも効果があると言われていたり、日光過敏症などの治療にも応用されているんですよ^^

敏感肌のための紫外線対策と日焼け止めを選ぶ5つのポイント*まとめ

敏感肌の方は、私も含め自分の肌に合う日焼け止めを見つけるのにとっても苦労しますよね・・・。

昔に比べ、現在は敏感肌でも安心して使える日焼け止めが増えてきました。

その中でも、原材料にこだわり、敏感肌でも安心して使えるオーガニックな日焼け止めも人気が出てきています。

こちらでご紹介した日焼け止めの選び方を参考に、ぜひあなたのお肌に合う日焼け止めを見つけてみてくださいね♪

このブログでも、乾燥性敏感肌の私が、色々なオーガニックの日焼け止めを試しています。

よかったら参考にしてみてください^^

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